2004年第43週(10/24-10/30)
"THE DELIVERY MAN"/ELVIS COSTELLO & THE IMPOSTERS 

やっと入手したコステロの新譜。
なんだか"今度はオルタナ・カントリー?!"って話は事前に目にしていたから、 レーベルがLOST HIGHWAY(<-RYAN ADAMSで知ってた)なのを見て「なるほどね〜」って感じ。 コステロっぽいっちゃ〜、コステロっぽいな、ここ。

で、１曲目はかなりそれっぽい雰囲気。
でも、聴いていくうちに "やっぱりコステロだぁな" ですわ。
Lucinda WilliamsやEmmylou Harrisが参加している曲があったりはしますが、 全体的にはやっぱりコステロ。 安心して聴いていられる範囲でのバリエーションかと。
もっとも、この人の場合何やっても今更こっちはそんなに驚きゃ〜しないってのはあるとは思うけど。 うまいよね、この人のやり方。
この盤の流れで来るならライブも楽しみ。　...席良くないけど（泣）
カントリー系といえばその昔Nick Loweもこっち方面に走ってましたっけ。

ところで、裏ジャケのFBIのWarningの上にある文章。 これの意図するところがもし私が受けた通りだとしたら... かっこいいぜ！＞コステロ。
やっぱパンクあがり(ある意味現役？)は違いますね。

Todd Rundgren & the liars at SHIBUYA-AX (2004.10.27) 

会場に入ったらステージ上に西洋の教会や聖堂なんかで聖人の像が納まってるような感じのフレームがいくつか生えてました。 それとなんか普段とは何か違う雰囲気も。 これは確認しなきゃ、と予定を変更して行けるところまで前進。 そしたら、上からの照明がセットされてない？　これってどーゆう事？と思いつつ開演待ち。
始まってみたら照明はそのフレームにセットされたLED(多分)とTodd以外のポジションのバックにあるスクリーン、それとセンターのスポットでした。 なんかこの照明見ただけで充実感を感じる私って（苦笑）

で、途中Toddの弾き語りとバンドのみの演奏の間に衣装換え有りの２部構成。
相変わらずすっごい衣装ですね。 前半の帯状の布を組み合わせたスカート＋厚底ブーツもアレでしたが、後半のオレンジづくしは衝撃的。
バンドの演奏のみの時に出てきた子達(あとからも汗拭き役として登場)はToddの子なのかな？　 （少なくとも関係者の子だと思われます）　 薄紫の服の子は可愛かった。黄色の服を着た子はもっと頑張らないと〜。

内容は新譜中心というよりももろ新譜だったようです。
あぅ、聴いてないんだよぉ＞新譜。すまん〜！って感じ。
でもねぇ、それなりな期間それなりに聴いていると知らない曲でもある程度展開が読めるし、楽しめるのだった（笑）
客層考えれば古い曲中心でやった方がウケは良いのは多分判ってるんでしょうから、 照明含めああゆう構成をもってくるってーのは尊敬。 この辺がToddらしさか。

あと、Bass/Keyでカシム(元UTOPIA)が居たのが嬉しかった〜。
メンバーの確認くらいしとけって？　ごもっともです。

そういえばビートルズトリビュート(2001)はおいといて、Toddさんを見るのはいつ以来かと思って調べてみたら なんと96年の恵比寿ガーデンホール以来でございました。 （それ以降も来てますが、諸所の事情で行きませんでした。）

"ANTHOLOGY・(1974-1985)"/UTOPIA 

という事(↑)で、UTOPIAの曲が聴きたーい！　という欲求が爆発。
だけどKasimが居た頃のではなくその前の。って何でだ？
で、その頃(Todd Rundgren's Utopia)の音源が含まれているもので目に付く所にあったのがこれ。

＜おまけ１：こんなClipが気になります＞
"WHO IS IT"/BJORK
かわいい！　髪型は謎だが。
でも、子供達はビョークよりもっとかわいい。それに２匹の犬(ハスキー？)もめちゃめちゃかわいい。
あの鈴がびっしりの洋服、大変そうだけど楽しそう。
ただ、最後の最後でそのスカート状の裾の所から膝丈位のスパッツのようなものがチラチラ見えるのが何だか興ざめ。

"Warking In The Sun"/TRAVIS
街歩き->いわゆる危機一髪系->対決->演奏風景　と展開するクリップ。 すっごくバカバカしいんだけどVoのお兄さんの醸し出す雰囲気とBassのにーちゃんの最後の仕草で楽しめてしまう。 得なバンドだと思う＞トラヴィス。

2004年第42週(10/17-10/23)
もう１回休み 

生き物としての活力レベルは回復しつつあるようで、物欲は復活。 ただ購入する音盤の絞り込みができず。

＜おまけ１：Clipいろいろ＞
"22 Days"(Revised Japan Cut)/22-20s
いかにも日本、というより異様に東京くさいクリップ。
初めて見た時は"うげげ..."と思った。 東京タワーや雷門といったいわゆる名所スナップ的なものは無し、海外クリップに出てきがちな巨大ネオンの図も確か無し。 でもこれも東京だ。
妙に生々しい印象を受けるのは絵の作りからか？ 見てるとちと居心地の悪さを感じます。

"Perfect Bird"(Astroboy-Remix)/HEXSTATIC
アトム！
きちんと権利関係はクリアになっているんでしょうが、なんか絵荒くない？  線がぼやぼやしてるのが気持ち悪いです。

＜おまけ２：あれれ＞
iTUNES/iPODのCMでU2の新曲"Vertigo"が使われてる〜と思ったら、しっかりご本人達が出てるのか。 しかも今までのiPODのCMよりもしっかり顔が見えるし。
こうゆう所がなんだか粋じゃないんだよな＞U2。 顔がイマイチわからない位のシルエットで出てきて"え?!"って思わせた方がずっとかっこいいと思うし、 それでも本人出てれば判ると思うんだけど。

＜おまけ３：地震＞
23日の夕方、新潟の中越地区ででっかい地震が連発でありました。
この発生から電話がかかり難くなって参りました。 新潟県と言ってもうちの実家の方は問題は無さそうだったので、「新潟方面にルーツのある関東地区在住者って多いからなぁ」など軽口をたたいてたけど、 震源に近い地域に親族が居る方々は気が気じゃなかったと思います。
今回は途中でいろいろな問題もあったようですが、そうでなくても回線は限られているので本当にそこにかける必用があるのか？を考えてからダイヤルしたいものです。
でも、新幹線でけが人が居なかったっていうのは奇跡的。
それにしても無神経なコメント言うヤツって結構いらっしゃるのね。
と、これ書いてる間(27日午前)に震度６弱の余震がきたよ。大丈夫か？ 余震は予想されていたとはいえ、せっかく少し落ち着いてきたかなと思った所なので避難している人たちへの心理的な打撃が心配です。

＜おまけ４：訃報＞
今週もアップが遅れていたら、ジョン・ピール氏が心臓発作でお亡くなりになってしまったというニュースが。
一瞬喪に服そうか？とも思いましたが、やめました。実際の番組はそんなに聞けてた訳じゃないものね。 彼の番組を聞いてた方々はかなりの喪失感を感じているのではないでしょうか。
ジャンルその他関係なく自分が面白いと思うものをリリースされてなくてもがんがんかけてしまうというのは出来そうでなかなか出来ない事だと思います。
ご冥福をお祈りします。

2004年第41週(10/10-10/16)
．．． 

皆様も風邪にはご注意下さい。

＜おまけ：前回の補足＞
前回の＜おまけ＞のTHE CLASHの来日パンフの表紙が縞模様っぽくなってますが、 それは型押しされた紙が使われているせいだと思われます。

＜おまけ：前回の取りこぼし＞
先週の文章作成時は涙目でPCにあまり向いたくなかったのでおまけは無しにしてしまいましたが、 こんなんが流れてたのでした。

"COUNTING BODIES LIKE SEEP TO THE RHYTHM OF WAR DRUMS"/A Perfect Circle
"TOOLのアルバムが先"という噂だったので、朝ケーブルの音楽系ChのPlaylistをチェックしていてこれを発見した時には目が点。 あわててAPCのHPを見にいったらカバー曲がメインのアルバムが出るみたいですね。
あのジャケ（選曲も）でこの時期に出すというのはかなりメッセージ性が強いものだと思われます。
という事で、このクリップもモロです。ちょっと見かわいい−でも毒々しい−アニメ。 そこに出てくる唯一の顔のはっきりした人物はどう見ても某B氏。 その人物がどんどんTVで洗脳して炎の中へと送り出す... 当然だけどアンチです。
これと"Imagine"のクリップはHPのmusic->watchで見ることができます。
それにしても米国発売が11月 2日なものの日本盤が何故12月 8日発売予定になってしまうんでしょ？　 一応ボーナス曲が入る予定らしいけど、そんなに待つ？

"DON'T WANNA THINK ABOUT YOU"/SIMPLE PLAN
これは最近のでは無いかも。
映画版「スクービー・ドゥー」のキャラが出てるのでどっちかの映画のサントラからの曲だとは思いますが、 何故か「２４」を踏まえてます。
という事で　"一時間たってないやん！"　と、つっこんどきましょう。

"I'M NOT OK(I PROMISE)"(DIALOUGE Ver.)/MY CHEMICAL ROMANCE
なんだか青春学園映画ごっこなクリップ。
体育会系 Vs ひ弱(?)系といった判りやす〜い設定でB級っぽさ満載。 実態はどうなのか知らないけどこのキャラのバラバラ感はいいかも＞メンバー
このタイトル表記だと別バージョンもあるのかな？　ちょっと見てみたい。

2004年第40週(10/03-10/09)
"LONDON CALLING" 25th ANNIVERSARY EDITION/The Clash 

25周年バージョンとして、ミック・ジョーンズさんちから出てきたというデモテープ(CD)と録音時 の映像(DVD)とをくっ付けた３枚組みが発売されました。

もともとの盤については置いといて、おまけに関して。
デモ集：はっきり言って元々このアルバムが好きな人向けでしょう。 やっぱり音質も良くないし、 聴いていて完成品ではなくて過程を盗み聞きしているような居心地の悪さもあります。 ただ、確かに興味深いものではありますね。
けど...　繰り返して何回も聴くものではないなぁ。
DVD：インタビューなどで構成されたドキュメンタリー、レコーディングの風景、３本のビデオクリップが収録されてます。
これそんなに期待はしてなかったんだけど、ドキュメンタリーが面白かった。 ここで語られている内容は彼らの情報をちゃんと追っかけている人にとっては当たり前の事なのかもしれませんが、 私のようないい加減なヤツにとってはいろんな意味で「そうだったのか！」でした。 いや〜、かっこいいわ。
で、これを見たらおまけCDに対する捉え方が微妙に変わった。
レコーディングの風景は画像がボヨボヨですが、プロデューサーのおっちゃん... すげ〜（泣/笑）
あと"Clampdown"のクリップは珍しいのでは？

この特別盤、アルバム"LONDON CALLING"をいろんな方面から捉えるのには役立ちそうですね。

それにしても、この日本盤の\4,410って高くないか？
UKのHMVでは初期価格だとしても£11.99で売られてるんですけど。 ちなみにamazon.comでの米盤価格は＄24.99。
オリジナルの発売時にも２枚組みなのに１枚の値段で売ってたという英国に対して、 日本ではちゃっかり当時の標準的な２枚組の値段だった(はずだ)からしょうがないのか？ 　何年たってもそうゆう体質は変わらんってこと？
確かに日本盤はブックレットの対訳が付いていたり、映像に日本語字幕が入っていたりで手がかかってると思いますが、 もうちょっと何とかならなかったんでしょうか。
同じくCD２枚＋DVDのマリリン・マンソンのベストは\4,000切って出てるのに〜
＃インタビューは私ですらある程度は聞きとれたので、英語が聞ける人なら米盤を買った方がいいかも。 (英盤はPALなので日本の普通のDVDプレーヤーにはかからない為)

でも、このアルバムを初めて聴く人にはおまけが付いていない盤で聴いて欲しいな。 で、好き！と思ったらこの盤を持ってるヤツを探して貸してもらえばいいよ。
それと、これを買ったヤツから前のCDを譲り受ける算段をするのも有りだ（笑）

＜おまけ：'82来日時のパンフ（の表裏）＞