02.03 Andrew Bird CLUB QUATTRO(渋谷)
03.24 BOB DYLAN AND HIS BAND Zepp Tokyo(お台場)
04.13 JEFF BECK 東京国際フォーラムホールA(有楽町)
06.11 パット･メセニー《オーケストリオン》すみだトリフォニーホール(錦糸町)
06.29 FEEDER Special GIG 2010 "RENEGADES" UNIT(代官山)
07.28 THEM CROOKED VULTURES Specal guest:MGMT SHIBUYA-AX
12.02 Ginger(The Wildhearts) 高円寺HIGH
12.03 MARQUEE MOONERS（TOM VERLAINE with JIMMY RIP - Secret) 高円寺HIGH

結局全然５こでは収まってないですね。
いやほんといろんな意味/いろんな点で面白かったものやらインパクトのあったものが多くて。
選外になりましたがトピック的にはついにビルボードライブやらコットンクラブやらに行ってしまった　って〜のもあったのに。
それにしても、何だか今までのおさらいみたいな年だったな... と。秋口あたりはこれでほんと妙な気分になってました(そろそろライブに行けなくなるんじゃぁなかろうか？　とかね)
ここ数年私が見られる時間帯の洋楽系のTVが激減したりHMV系の音盤屋が閉店したりで機会が減ったせいか、風邪->夏バテ->風邪... とだらだらと体調イマイチ状態が続いていたせいか、新しいものにいまいち興味が持てなかったかったのも悪いんだけど。
さて、今年(2011)はどうなる？

ここからは個別のコメントです。

Andrew Bird @CLUB QUATTRO (02.03)
面白かった！
１人で音をループさせたりして重ねていくタイプのライブでしたが、それがギターとかだけじゃなくてヴァイオリンだったり口笛だったり。
ついでに佇まいも素敵でした。
でも、できればもっとちゃんとした編成でのものも見たい。
この時期の来日だったんで夏フェスあたりに来るかな？と思ったのですが... 残念。

BOB DYLAN AND HIS BAND @Zepp Tokyo (03.24)
2010年の最大のネタですね、私にとっては。
もう数年越しで "次に来日したら行こう" と思ってはいたのですが、本当にチケットを取った事を褒めてあげよう。
当日はポジションを確保しようとする客の熱意にとにかく圧倒されました。っつーか、恐かったよ〜。雨で寒い日だったんでみんなジャケットとか傘とか持ってるのにロッカー無視。全部持ち込みで場所確保。その後は動かず、なんだもん。
だけどBobさんは妙に愛らしかったし、ライブは楽しかった。場末のクラブみたいな雰囲気のセット(幕)やバンドのお仕着せっぽい感じのおそろいの衣装も(生地のペラペラ感も含めて)なんか良かった。
余談ですが、年末にたまたま見かけた"ノー・ダイレクション・ホーム"で自分のことを「歌う芸人」って称していて目からウロコ。これを先に知ってればもっと早く素直にDylanさんを聴けてたような気がする。

JEFF BECK @東京国際フォーラムホールA (04.13)
あれだけのキャリアがありながら新譜のツアーではその新譜の曲をメインでやる... と。
さすがベックさま。かっこ良すぎ。
それなのに新譜を聴かずに行ってごめんなさい。

パット･メセニー《オーケストリオン》 @すみだトリフォニーホール (06.11)
これは本当に面白かった〜
あの"楽器"は実際に演奏しているところを見た方が楽しいもの。
"機会があったら見てね！"って今でも声を大きくして言いたい。
音盤じゃなくて映像版は出てないのかな？
これに関しては追加席の発売直前にチケットを買う気になったという自分の強運に感謝。

FEEDER Special GIG 2010 "RENEGADES" @UNIT(代官山) (06.29)
FEEDERですが、この時はRENEGADESでしょ。やっぱり。
新譜発売前のシークレット扱い(でもバレバレ)の英国ツアーの飛び地版。
このパターンのをよく日本でやってくれたなぁ　と思う。
それにしても知ってるバンドがあまり知らない曲ばかりやってるのは微妙な違和感有り。
とはいえ先行の2枚のEPに収録されていた曲が結構多かったせいか全く知らない訳でもなく... だったのが一層不思議な感じ。
でも、前の年WiLDHEARTSがやってた1部は新譜から2部はおなじみの曲っていうパターンの方が嬉しかったりもする。

THEM CROOKED VULTURES Specal guest:MGMT @SHIBUYA-AX (07.28)
普通で考えるとかな〜り不思議なカップリングですが、フジロックフェスのウォームアップだと思えば問題無し。
だいたい私、MGMTも1stは結構好きだったし。
彼らライブはイマイチという噂を見たような気がしてたので全然期待してなかったせいか、意外といいなと思った。
ただ、この程度の長さのセットでちょうど良かったかな？といった感じ。でもずっとアウェイな雰囲気でしたね。(<-しょうがないと思うけど)
でも本題はTCV。
フジの時よりもこっちの方が断然良かった。
なんと言ってもメンバー(特にデイブ･グロール!)がすごく楽しそうで。これが２Fから見てても判るんだもの。それと、"それでこの曲どう動いていくの？"というドキドキ感もたまらなかった。
フジの時も彼らはやっぱり楽しそうだったけど、何かちょっと食い足らなくて。前に長いのを見ちゃってるんだからしょうがないとは思うんですが。
単独とフェスの順番が逆だったら良かったのにね。それじゃなかったらグリーンじゃなくて他のステージのトリで時間無制限とか。
あ、実はあのアルバムはちょっとくどい印象でそんなに好きでは無かったり。でも、それがライブで聴くとえっれ〜かっこ良かったのは何故でしょ？
もっとも、あのメンバーが生でやってるのを見てがっかり... な訳は無いんですけど。ミーハーですから、私。
そういえば2010年は前座有りのライブにはそう当たらなかったんだけど、
THE FLAMING LIPS & MEW (11/18 @Zepp Tokyo)では "こうゆうカップリングで椅子席が取れていれば前座有りでも嬉しい" と思ったし、セットチェンジからすでにショーなリップスには感心　でした。


Ginger(The Wildhearts) @高円寺HIGH (12.02)
Ginger１人でのアコースティック弾き語りライブ。
そんな構成でもやっぱり何だかロック。SSWって感じにはならないあたりが面白いし嬉しい。
ソロ10周年のスペシャルなはずでしたが、曲目は結構ワイルドハーツ。
で、こうゆうシンプルな構成でのを聴くと "この人やっぱりソングライターとしてもっと評価されてもいいんじゃないか" と思う。


MARQUEE MOONERS（TOM VERLAINE with JIMMY RIP - Secret) @高円寺HIGH (12.03)
え〜っと、これは本来のライブ日程分ではなくてシークレット扱いだったもの。
これがちょいと手違いがあったり私がぐだぐだしてたりで、チケットの問い合わせをしたのが本公演(@下北沢Garden)の１週間くらい前。
なのにこれが2010年で一番印象に残っている... って何なんだか(笑)
ただ、こんな仮の名前でしたがベースのセットは通常版とほぼ同じ。特にTelevisionの曲を多くやったりはせず　でした。
だけど、演奏も前に見た日(11/30)よりも良かった(と思う)し、アンコールでは29日にはやって30日にはやらなかったという話の"KINGDOM COME"も聴けたし。
ついでに10日も前ではあったけどハッピーバースディで、そのおすそ分けまでいただいてしまったり。
雰囲気も良かったな。
そんなこんなで、久々にミーハー炸裂。これに尽きます。
ありがとう。